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2007年11月07日

カイロの空を覆う致死性カクテル「黒い雲」

エジプトの首都カイロは、最も汚染された都市の1つに挙げられるそうです。そして毎年、秋になると毒性の高い黒い雲に、町は覆われます。

膨らみ続ける人口、数百万台の車が出す排気ガス、そして、毎年稲株を燃やしたときに出る高濃度の有毒ガス。
これらが、黒い雲の主因とみられています。

汚染粒子が1立方メートル当たり540マイクログラム。
これは政府が定めた基準値の3倍。
そして、世界保健機関(World Health Organisation、WHO)基準値の10倍。

専門家によると、主に排ガスによる二酸化窒素と一酸化炭素と汚染粒子と混ざり合った「致死性のカクテル」が毎年カイロを覆い、1600万人の住人に深刻な健康不安を与えているとのこと。

1999年から現れ始めたこの「黒い鉛の雲」は、呼吸器疾患の患者を増やす一方で、毎年最大5000人の命を奪う汚染となっているとのこと。
フランスとイタリアの共同研究チームは、カイロの汚染は北京の3倍深刻だと指摘しています。

このような現状を受けた政府の対策は、稲株を燃やすことを禁止する法律の成立だそうです・・・
うーん。焼き畑禁止よりも、公共交通網の整理による乗用車の規制といった抜本的な排気ガスの抑制の方が重要なような?
焼き畑の規模が、ここ数年で拡大していたということでは無いでしょうに。

posted by エコロジー記者 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

インドネシアで泥炭湿地林の森林破壊増大

世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)の報告によると、インドネシアのリアウ(Riau)州では、毎年約18万ヘクタール(1800〜2000平方キロメートル)の泥炭湿地林が姿を消しているそうです。パルプ材の原料や油やしから採れるパーム油を採るための植林、また不法な伐採が森林破壊の主原因とみなされているとのこと。

リアウはインドネシアでも、最も豊かな州の1つで、この州は天然資源、特に石油、天然ガス、ゴム、およびパーム油の産出が豊富です。す。
リアウは全体に一度植林された低地でしたが、主要産業であるパーム油農園と伐採で、1982年に全体の78%(64.000平方km)が森林だったのに対し、2005年には33%(27.000平方km)に減っています。
このまま、2000平方kmずつ減りつづければ、12年後にはリアウの泥炭湿地林は消滅してしまいます。

また、森林破壊だけでなく、低地地帯や海岸部では急速な海岸侵食が起こっています。一つは地球温暖化による海面上昇も大きな理由だと思いますが、自国の森林破壊が自国の消滅を招いているわけです。
そして、森林伐採によるパーム油などの買い入れ国は、日本であることも忘れてはいけない事実です。

posted by エコロジー記者 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

ドイツ「環境首都」フライブルクの省エネ都市ボーバン地区

先進的な環境保護の取り組みが行われているドイツ南西部の都市フライブルク(Freiburg)から4km離れた場所にあるボーバン(Vauban)地区について紹介します。

ボーバン地区は住民5000人と600の職場を持つ町で、かつてフランスの軍事基地だった跡地に「持続可能なモデル地区」として作られた町です。
1990年代の半ばに建設が始まり、そして、2001年初期に2000人の居住者が引越しして来ました。

ボーバン地区のすべての家は、低エネルギー消費標準の住宅で建てられており、その内の100個の住宅はパッシブデザインの超-低エネルギー住宅規格で設計されています。 パッシブデザインとは、太陽や風力・地熱などの自然エネルギーを特別な機械装置を用いずに暮らしのエネルギーに利用していく手法です。パッシブデザインではない他の住宅は、木材の切り屑で発電している発電所から得られる熱を利用しています。住宅地の多くは太陽熱収拾装置や光電池を備えています。

ボーバンの中心地には、3ルートの路面電車で移動します。住人の内の40%は、町開発の効果によって個人の自動車を持たないことに同意しています。
その結果、ボーバンの町のほとんどの通りでは、時速5kmの制限速度が設定され、子供たちが安全に遊べ、歩行者も気持ちよく歩くことができているそうです。

記事にあるように、フランスを中心に各国から多数の視察者が訪れるのも納得できますよね。
どこの地域も、このようであれたならと思います。

posted by エコロジー記者 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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